D スライダーとアニメーション
スライダーツール
スライダーツール
右から2番目のツールボックスにある「スライダー」ツールを選び、グラフィックスビューをクリックすると、次のようなダイアログが現れます。
数値、角度、または、整数を選び、対応するスライダーを作成します。「移動」ツールでスライダーのつまみを動かすとその値が変化するので、作図にその値を使用すると動的に図形を変化させられます。
数値としてのスライダー
数値としてのスライダー
オブジェクトの入力の数値の入力でも触れているように、数値や整数として作成されたスライダーは自由な数値に他なりません。反対に、自由でない数値は値を自由に変えられるわけではないので、スライダーにはできません。
角度としてのスライダー
角度としてのスライダー
自由な角度はスライダーとして作成するしかなく、この点は自由な数値と異なります。
アニメーション
アニメーション
スライダーの値を自動的に変化させることを「アニメーション」と呼びます。スライダーを右クリック(MacOS: Ctrl-クリック)して現れるコンテキストメニューから「アニメーションオン」を選択すると、スライダーの値が自動的に変化します。この値を作図に用いていれば、図形が自動的に変化します。
複数のスライダーを独立にアニメーションさせることもできます。
アニメーションを停止したいときは、再びコンテキストメニューから「アニメーションオン」のチェックを外すか、グラフィックスビュー左下に現れた一時停止ボタンをクリックすればよいです。
スライダーの設定は、プロパティダイアログの「スライダー」タブに置かれています。値の最大値・最小値、増分、アニメーションの速度や往復の仕方などが設定できます。