B 角度

数学辞典 (第2版) の889ページの図を書いてみます。下の図は完成図です。youtubeにビデオ (4分19秒) があります。

グラフィックスビューの軸やグリッドは、グラフィックスビューを右クリックしてメニューを出すと表示/非表示ができます。

半直線、円弧、垂線のツールを使い作図すると下のようになります。グリッドを表示しておくと、格子点付近でクリックすれば作成される点は格子点に吸い付きますので、正確な位置決めが出来ます。

点Dは半直線上に作成したので、半直線上を動ける点になり、そのような自由度1の点は薄い青になります。点EやFのような、2つの直線や曲線の交点は、交点ツールでも作成できますが、点ツールで交点付近をクリックしても、交点に吸い付いて作成されます。交点のような自由度0の点は色が黒くなります。

下の図のように角度ツールで角度を作成できます。角度の値が表示されているのを消すためには、プロパティダイアログでラベルの表示のチェックを外します。

同じくプロパティダイアログで、角度の部分の塗りを消せます。

ベクトルのツールでベクトルを作成しますが、ベクトルや直線などは、プロパティダイアログのスタイルのタブで、破線などにしたり、太さを変えたりできます。

直線を線分に変えたいときは、非表示にして線分を引き直すのが簡単です。点の名前を変えるにはプロパティダイアログで変更すればよいですが、TeXの数式も使える「見出し」を表示させることも可能です。下のようにプロパティダイアログで指定します。

画像にしたい範囲を四角く選択して、メニューの「ファイル」-「エクスポート」-「グラフィックスビューを画像として」を選ぶと、epsやpngなどにエクスポートできます。

これで、このページの最初にある完成図が出来上がります。