C 陰関数のグラフ

数学辞典 (第2版) の439ページの図11を書いてみます。下の図は完成図です。youtubeにビデオ (2分41秒) があります。

陽関数 y = f(x) のグラフも書けますが、陰関数のグラフも書けます。単に、入力バーに入力すればよいですが、x と y それぞれ2次以下の多項式で入力します。つまり

y^2 = (1-x) / x

はだめで、下の図のように、

x y^2 = 1-x

と入力します。

直線、曲線や軸などの上に新規の点を作成すると、点はその曲線上を動きます。そういった自由度1の点は薄い青色で表示されます。下の図の点Cは移動ツール (ツールバーの一番左のアイコン) でx軸上を移動でき、鉛直の線やその上の点などの点Cに依存する作図も、それにつれて変化します。

点の名前を変えるには、プロパティダイアログの名前欄を変更すればよいですが、点の名前にTeXのフォントを使うこともできます。そのためには下図のように、「見出し」欄にTeXの数式を書き、「ラベルの表示」のプルダウンメニューで「見出し」を選びます。

軸の目盛りの数値や刻みの印を表示/非表示できます。グラフィックスビューの何もない所を右クリックすると、下図のようなグラフィックスビューのプロパティダイアログが開きます。そこで、目盛の数値や刻みなどの設定ができます。

画像にしたい範囲を四角く選択して、メニューの「ファイル」-「エクスポート」-「グラフィックスビューを画像として」を選ぶと、epsやpngなどにエクスポートできます。下図のエクスポートのダイアログで縮尺を変更すると、画像のサイズが変更できます。

これで、このページの最初にある完成図が出来上がります。